「不都合な真実」

毎年、毎年、冬が来るたびに、
小学校の頃は、もっとたくさん雪が降ったのになあ、ってことは
感じ続けていて、暖冬化が進んでいるなあ、
これも、地球温暖化の影響なんだろなあ、程度には感じていたけれど、
どうも、温暖化の程度はそんな、甘ったるいもんじゃないようです。
地球温暖化の影響は色々あるが
海水面の上昇については、
グリーンランドあるいは南極の氷のすべて、
あるいは、それぞれの半分が解けてしまうと、
海水面は平均6メートルも上昇する。
で、二酸化炭素の排出量がこのまま続くと、
近い将来、それは、確実に現実となる。
みなさんの地域の標高を確認してみてください。
わたしは自分が住む地域の標高を確認して愕然としました。
6メートル上昇すると、おそらく世界中の大都市、中都市、小都市、
ほとんどの都市が壊滅してしまう。
地球温暖化は、
海水面の上昇のみでなく、様々の人類の存亡を脅かす現象を引き起こします。
それは核戦争や、無差別テロの恐怖と同じレベルの恐怖であることを、
ひしひしと感じました。
正直、もはや危機的な状況であるといっても過言ではないのですが、
映画の中では、こういう、話がありました。
人間は危機的な状況から絶望につつまれ、すべてを諦めてしまいがちだが、
危機的な状況から、
それを克服した事実は人類の歴史のなかにたくさんあると、
そして、それは、ひとり、ひとりの行動から生まれたものだと。
ちいさなことの積み重ねで、
必ず二酸化炭素の排出量を大きく削減できることも
ひしひしと感じました。
是非、みなさんこの映画をみてくださいね。